TAKU-NANO仕様

TAKU-NANOは電解研磨や各種メッキ処理とは異なる弊社独自の表面撥水処理手法です。
メタルマスク開口部へはんだが充填される際に、ペーストが開口内壁にくっつこうとする力(タッキング力)をTAKU-NANOの撥水効果により低下させ、より抜け性の良い印刷が可能となります。
また、開口の大小関係なく印刷形状も安定する為、量産マスクに関しては多くのご採用をいただいております。

撥水効果により抜けの良い印刷が可能に

メタルマスクオプションの1つが当社独自の表面撥水処理「TAKU-NANO仕様」です。
NANOによりはんだのタッキング力(開口内壁にくっつこうとする力)を低下させることで、より抜けの良い印刷が可能となります。開口の大小に関わらず印刷形状が安定する為、特に量産マスクでは多くのお客様に採用されています。また部品立ちなどのトラブルを防ぐには、開口からはんだが均一に抜ける必要があり、微小開口を印刷する場面では、TAKU-NANO仕様をオススメしています。

TAKU-NANO 評価実績

板厚・開口率同条件での印刷比較です。
板厚(130μm)・開口寸法(右図参照)
【狭ピッチ開口部 IC部品 P0.4 W0.18 L0.8】

通常仕様

AVGMIN
71.78%35%

TAKU-NANO仕様

AVGMIN
96.85%74%

仕様

材質SUS+NANO仕様
硬度Hv370以上
断面形状
標準板厚0.05t~0.2t
板厚精度±5μm
形状精度±10μm
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