スペースマスクは、従来のメタルマスクと同様に扱え、保管スペースを最小限に節約できる省スペース型マスクです。
導入に多額な費用が必要なく、管理が楽で脱着時にマスクの破損・怪我等の心配がありません。
また、コンビネーション構造は印刷後も保持できる為、再使用時に前回と同様のコンビネーション条件が再現できます。
従来の1/5のスペースでメタルマスクを保管
メタルマスクを保持するアルミフレームは、通常25ミリ~30ミリの厚みがあります。これに対してスペースマスクは、厚みが6ミリと薄いため、省スペースでメタルマスクを保管することができます。
例えば30トンの保管スペースが必要だったものが6トンになるなど、従来比約1/5の保管スペースになります。
もちろんコンビネーション構造は印刷後も保持できるため、再使用時には前回と同様のコンビネーション条件を再現できます。
軽くて管理が楽、着脱時のマスクの破損やケガ防止などの観点からも、スペースマスクを選ぶお客様が増えています。
特徴
- 省スペース化に大好評!!
- 従来のマスクと同様のコンビネーション仕様
- 保管スペースは従来の1/5 30t ⇒ 6t
- 脱着時にマスクの破損・怪我の心配がありません
メリット
- 省スペースに保管
- セットが簡単
- メタルの破損防止
- 取付に電気・エアー不要
- 保管重量の軽量化
- 従来のコンビネーションを採用
- 枠サイズ【M・L】に対応
- 初期設備費用を低減
採用傾向
ユーザー様
小ロット多品種から量産品まで幅広いユーザー様にご採用いただいております。
中でも自動車関係や医療機器関係など長期(約10年以上)のメタルマスク保管が必要とされる要求にも御応えしております。
搭載部品
多く使用される1005チップを始め、QFN・0.5ピッチコネクター・ブリッジが懸念される0.5ピッチネットワーク抵抗、BGA及びCSPなどの主流部品にて実績が御座います。
装着方法
作業テーブル上にベースフレームのタップ穴を上にして平らに置きます
ベースフレームは従来のアルミ材を使用しており、軽量で作業性が良好です。
ベースフレームのタップ面にスペースマスクの基板面を上にして、穴位置をセットします。
メタル部分は既に保護されているので、破損及び怪我の心配がありません。
ベースフレームとスペースマスクのネジ穴が合っていることを確認し、4ヵ所のネジを確実に締めます。
セットに熟練の技は必要なく、脱着に専用装置等を使用することはありません。
確実に固定したことを確認して、印刷機へセットしてください。
セット後の形状は従来通りであり、作業上の違和感がありません。