今回は使用率が急増している「ハーフエッチング」についてお話をさせていただきます。
まず、エッチングとは「腐食作用を利用し表面加工をする製造方法」です。
実際にひと昔前はこの技術を使用した「エッチングマスク」と呼ばれるメタルマスクが世の中にもあふれていました。
ただ、レーザー加工の台頭に加え、エッチング特有の開口形状が少しずつ受け入れられなくなり・・。
今はハーフエッチングという手法で使用されることがほとんどです。
では何が「ハーフ」なのか。
それは開口を開けるのではなく、SUS板の表面板厚だけを溶かし込んでいくことからハーフエッチングと名付けられています。
例えば板厚120μのSUSを一部80μにすることで、部分的にはんだ量を減らすことが可能になります。
基本的には「部分的なメタルマスク板厚の調整」で使用されるケースが多いですが、それ以外にも基板接触面に凹のハーフエッチングを施すことで、部品やシルクよけとして使用されるお客様もいらっしゃいます。
詳しい内容は事業紹介(メタルマスク)の中でも掲載しておりますのでご確認ください。
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